国内だけではなく海外にもコレクターが存在する日本刀ですが、値段はあらゆる条件によって違いが出ています。太刀、脇差、短刀の違いの他、刀匠やコンディションによる違いもあり、幅は10万円程度から500万円を大きく超える値段が付けられる刀があるので、かなりの差額が生じていることは理解できるのではないでしょうか。製造した時代での違いでは、平安時代から江戸時代までと、江戸時代以降の刀との違いもあり、保存刀剣というカテゴリから特別重要刀剣まで4段階の分類でも価値は大きく変動します。有名な刀匠の作品で希少性が高いもの、更に美しい見栄えの刀であれば1千万円を超える刀も実在しているので、プロの鑑定士による判断基準と世間での相場価格によって日本刀の値段は決められることが一般的です。